【勾】 4画 勹(2) 準1級
[音] | コウ |
[訓] | まがる |
とらえる |
《意味》
【勾引かす】かどわかす
力ずくで、または、だましたりして、人を連れ去る。誘拐する。
「子供を勾引かして身代金を要求する」
「拐かす」とも書く。
【勾引】こういん
【勾当】こうとう
「拐かす」とも書く。
【勾配】こうばい
【勾欄】こうらん
神社・宮殿などの〕縁や廊下についている端のそり曲がった手すり。欄干。
「高欄・鉤欄」とも書く。「てすり」と読めば別の意味になる。
[挿絵]
【勾留】こうりゅう
逃亡や証拠隠滅を防ぐため被疑者・被告人を拘禁すること。および、その裁判。未決勾留。
「拘留」と書けば刑罰として留め置く意。
「拘留」特別するために「未決勾留」ともいう。
【勾欄】てすり
人がつかまるように橋・階段・ベランダなど縁に取りつけた柵。また、柵の上に渡した横木。
「手摺(り)・欄」とも書く。「こうらん」と読めば別の意になる。
【勾玉】まがたま
古代の装身具の一つ。古墳時代に最も発達し、翡翠・瑪瑙・水晶・ガラスなどが使われた。
Wikipedia「勾玉」
「曲玉」とも書く。
【勾がる】まがる
かぎ形になる。かぎ形におれる。
「直角に勾がる」
【一筆勾消】いっぴつこうしょう
これまでのすべてを取り消すこと。
一筆で帳簿の記載を消し去ること。
書いた文を一筆でさっと引いて一気に消してしまう意から。
「勾消」は「勾銷」とも書く。